子どもたちの友達関係について
今日は子どもたちの友達関係について。
年長児になると
好きな友達やグループが固まってきます。
何をする時もいつも同じ友達といる。
という感じで。
そんな中、もちろん起こるトラブル。
特に女の子は仲間はずれがあったり意地悪をしたり…
そんな時大人はついつい間に入って止めてしまいます。
しかしそれは何の解決にもならないのです。
自分の昔を思い返しても
幾度となく体験したトラブル。
でもそれは大人になる上でとても大切な体験です。
イヤなことをされて
初めて相手の気持ちに気付きますよね。
保護者の方に、
どうしてみんなで仲良くできないのか。
と相談されることがよくあります。
そんな時私は、
「まずはその経験を奪ってしまわず、
その時子どもが感じたことをしっかり聞いてあげる。
そしてどうしたら仲良くできるか？を
子ども自身で考えるチャンスをあげて下さい。」
といつも伝えています。
仲間はずれにされている。
友達はその子だけではないことに気付き、
色んな子と仲良くしようとします。
仲間はずれをしている。
自分がされた時どう思うか。
何故その子がイヤなのかを考えてみる。
こんな風に子どもがしっかり考えられるように
大人は聞いてあげることが大切なのではないかと思います。
何度も同じことをしてしまうかもしれませんが、
その都度考えることで色んなことに気付き、成長します。
初めからトラブルが起こらないようにするのではなく、
その経験が子どもの為になるよう
サポートできればいいなと思います。
